「にぎわい空間研究所」は、リアル空間にしかできない新しいビジネス価値の在り方を研究します

第1回「ふわんポリンの持つ潜在的な魅力」
Mini Column

第1回「ふわんポリンの持つ潜在的な魅力」


2018.06.26facebook

写真1

(写真提供:国営海の中道海浜公園)

 
  福岡市の海の中道海浜公園に「くじらぐも“ふわんポリン”」という子ども向け遊具がある。

 トランポリンと言うべきか、滑り台と言うべきか、子どもたちが飛び跳ね、転がり回る。私の知る限りとても人気の遊具で、いつも元気な子どもたちでにぎわっている。

 私はこの遊具が気になって仕方がない。確かに楽しそうではあるが、“これほど子どもたちを惹きつける理由”が、いまだに謎なのである。

 技術革新が目覚ましい昨今において、VR、ARなどのデジタル技術を活用したアトラクションは、非日常を擬似的に体感できる大変魅力的な技術であり、にぎわいに多様性を与えている。

 一方で、「ふわんポリンの持つ潜在的な魅力」は、少し性質が違うもののように感じる。ここに“普遍的なにぎわいのツボ”があるのではないだろうか。
 
写真2

(写真提供:国営海の中道海浜公園)

 
< にぎわいアドバイザー 池澤守の “ちょっと一言” >
五感を全開して味わうフィジカルな体感。見知らぬ人々との間に生まれる交流と共感。にぎわい空間を創るためのヒントが満載です。

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