フォーラムのテーマである「空間革命」が現状ですでに起きていることを「とても実感できた」が54%、「やや実感できた」が40%に上り、全体の94%の人々が肯定的な意見であった。
「テック化がもたらす空間ビジネスの未来」については、「とても興味を持った」が64%、「やや興味を持った」が28%に上り、ディスプレイ業や不動産・住宅業に関わる空間事業者のテック化への関心の高さを示した。
③内容に関する評価(セッション)
研究セッションテーマ①「不動産テック革命」について
「不動産テック革命」については、「とても可能性を感じた」が39%、「やや可能性を感じた」が36%で合わせて75%だった。一方、「どちらとも言えない」「あまり可能性を感じなかった」を合わせると14%だった。
[ 個別意見(抜粋)]
◎ 生活の中でじわじわ浸透しているテック化の体系的な説明で全体的なつながりを実感した。実際の成功例でさらに実感した。
◎ 「テック化」という言葉は聞いたことはあったが、さまざまな種類、身近なテック化について話が聞けて勉強になった。
◎ 不動産テックの盛り上がりが体感できた。
◎ テクノロジーをどう生かすのかをより深く学べた。
◎ 現状でここまで生活のテック化が進んでいると実感した。部分的にでも仕事のアイデアにつなげられそうな内容だった。
研究セッションテーマ②「飲食店革命『軒先レストラン』」について
「飲食店革命『軒先レストラン』」については、「とても興味を持った」が61%、「やや興味を持った」が26%で合わせて87%に上った。
[ 個別意見(抜粋)]
◎ Instagramでよく間借りカレーのお店を目にしていたが、今回のフォーラムでなぜ間借りだったのか仕組みが分かりとても面白かった。
◎ 軒先レストランは市場を活性化し、若い人でもビジネスに参加できる世の中を作ることができる意義のあるビジネスだと思う。
◎ 軒先レストランはこれからの飲食業界の先駆者として活躍されていくのだなと思った。
◎ 軒先レストランのアイデアには興味を持った。吉野屋には何のメリットもないと言い切る姿はすごいと思う。業界の問題点を解決していくことが、いつかは自分たちに返ってくる。色々な業界にも言えるなと感じた。働ける人が減っている時代の流れ、未来をどう考えるか? いいきっかけになった。
研究セッションテーマ③「賃貸住宅革命『OYO LIFE』」について
「賃貸住宅革命『OYO LIFE』」については、「とても興味を持った」が58%、「やや興味を持った」が25%で合わせて83%だった。
[ 個別意見(抜粋)]
◎ 賃貸住宅革命「OYO LIFE」にはスマホひとつで入居日やその他のオプションが完結することにショックを受けた。引越しする時は、利用したいと思った。
◎ スマホを含めたITの活用方法について、たくさんのアイデアを得た。
◎ OYO LIFEには自分が取り組む事業とのマッチングの可能性を感じた。
◎ OYO LIFEの講演がとても興味深かった。世界と日本での空間ビジネス違いや日本の立ち位置をもっと知りたいと思った。
◎ 何をするにもスマホひとつなど、すぐに解決してしまうようなことがこの数年で急成長していると感じた。
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次回フォーラムへの参加について
なお、次回フォーラムへの参加については、「参加をしたい」「参加を検討したい」が約8割に上った。(了)
記事中の情報、数値、データは調査時点のものです。